夜間火災発生時少人数での対応

毎月1回、夜間の火災発生を想定し、少人数での対応が出来るよう職員と練習しています。
内容は初期消火、施設内の応援要請連絡、入居者の避難誘導のマニュアル訓練です。

まず火災報知器の発報ボタンを押す。

さんさんハート岐南は2階から4階が居住スペースになっています。職員が2階に設置してある火災受信機の副受信機にて警戒区域を確認し、現場へ急行します。

その際には最寄りに設置されている消火器を携行します。
職員は消火器の設置場所を覚えておく必要がある

仮に日中の火災発生の場合は1階事務所に火災受信機の主装置がありますので、事務所職員も警戒区域に急行します。

現場に到着し火元を発見したら「火事だー!火事だー!」と大きな声で叫び、周りに知らせます。

初期消火で対応できる状況か判断し、初期消火の対象であれば携行した消火器により消火を試みます。
㊟判断基準は自身の目線の高さとする
消火器を火元に目掛けて15秒構える。

初期消火の後、最寄りの電話機を使って、直ちに他の階の夜勤者に火災場所現在の状況を内線で伝える。
㊟電話機の設置場所を覚えておく

避難誘導を行う。
㊟避難は火点に近い区域、隣接区域、その他の区域の順に行う。
㊟避難方法は入居者の避難能力に応じて行う。

 

夜勤者は避難誘導を行った後、各居室に取り残された入居者がいないか確認すると共に確認済みのテープを居室のドアに貼り付ける。4階夜勤者は入居者の誘導後、2階及び3階の避難状況も合わせて確認・把握する。(消防隊員に報告する為)
留意点として夜勤者は火災の発生場所から、避難方法を判断する
全入居者の状況を確認・把握する。

消防隊員に対し、情報を提供する。
①出火場所
②入居者の人数
③避難の状況(けが人の有無等)

上記の訓練を毎月職員を変えて行っています。さんさんハート岐南の建物は耐火建築物でスプリンクラーもこれでもかって言うぐらい設置してありますので安心して下さい。それでも安心、安全のために訓練を行っております。入居者の皆様にも協力していただき成り立ってます。感謝です。